皆さん、こんにちは！
昔のお金が大好きなクマ吉です♪
お金は古ければ古いほど何故だか興奮する私はやっぱり変な人でしょうか？(+_+)
特に江戸時代のお金は日本古銭の中で非常に好きであります。
私は時代劇が好きだけど、いつも時代劇に江戸時代のお金などが出てくると思わず魅入っておりましたね＼(^o^)／
さて、、今日はその江戸時代のお金である「一分銀」についてお話をします。
一分銀・・・・・この四角くてコインとしては異形のお金は世界では稀に見る珍しいタイプである。
我々、日本人から見ると時代劇などで見慣れている四角い一分銀だが、世界レベルで見るとこんな形のコインはほとんど見当たりません。
まぁ、外国のコインの中にもたまに四角いタイプはあるけど全体的に圧倒的に少ない。
私は初めてこの一分銀を手に取った時は、そのワビサビの効いた形に虜になりましたね（笑）
その後は一分銀をせっせと収集していきました。
そもそも私が初めて一分銀に興味を持ったのは時代劇でした。
当時、必殺仕事人などの必殺シリーズで、仕事人達が仕事に取り掛かる前に前払いで受け取っていた報酬でよく一分銀が出てきておりました。
樽の上に置かれたおびただしい寛永通宝の銅銭の中に何枚か一分銀が混ざっておりました。
こんな感じで（笑）
↓↓↓
そして仕事人達がその一分銀を受け取っていた場面を見る度に「この仕事人達はこの一分銀一枚で当時どれくらいの報酬だったのだろうか？」と好奇心バリバリな気持ちで観ておりました(*^-^*)
さて、この珍しい四角いタイプの銀銭「一分銀」
シンプルな銭形のお金ではありますが一分銀にも色々な種類があります。
一般的によく見かける「安政一分銀」や「天保一分銀」など比較的安価で手に入る一分銀もあれば、「明治一分銀」や「庄内一分銀」、などの希少で高価なタイプもある。
（明治一分銀）
（床内一分銀）
あまりお金を沢山持っていない私はもっぱら安政一分銀や天保一分銀を中心に収集をしていったのは言うまでも無い（笑）
たまに奮発して明治一分銀を買う事もありますが、私が持っている一分銀のほとんどは「安政」と「天保」の時代の一分銀です。
ちなみに安政一分銀と天保一分銀の見分け方ですが・・・
安政一分銀は銭の側面がギザギザのヤスリ掛けが施されております。ギザ十円玉みたいに（笑）
（安政一分銀）
一方で天保一分銀は側面にギザギザが無くてツルツルです。でも3つの小さな桜の刻印がなされております。
（天保一分銀）
一分銀について色々調べれば調べるほどその奥深さに興味が倍増していくのでした。
一見するとありきたりな「安政一分銀」や「天保一分銀」ですが、その2種類の古銭も更に細かい分類があります。
つまり同じ安政や天保の一分銀でもそれぞれ文字の書式が微妙に違っていて、珍しい手変わりの書式の一分銀は希少価値があり高く取引されたりします。
例えば、天保一分銀でも「Ｐｎ型」とか「Ｐｏ型」とか「Ｑｍ型」とか、、ざっと４０種類位の手変わり書式の一分銀があります。
珍しい書式の天保一分銀ですと１個１０万円以上の相場の物もあります！
通常の天保一分銀は１個３０００円～４０００円位なので１０万円以上の手変わり一分銀はビックリですね！！
安政一分銀もまた然り、通常のタイプは２５００円～３５００円位の相場ですが、[Za型」とか「Zc型」などの手変わり品は１０万円以上はします！
また安政一分銀もざっと６０種類位の手変わり品があります！
だから一分銀を手に入れる時は、ただ単に普通の一分銀とは思わず念の為に銭面の文字などをじっくりと見てから買うのが良いですね。
思いの外、珍しい手変わり品が手に入る事もあります。
ちなみに一分銀の分類を勉強したい人は取りあえず「日本貨幣商協同組合」が発行している『日本貨幣カタログ』を１冊買うと良いです。
一分銀の分類について詳しく表で解説されております。
そして、もう一つ一分銀の魅力は「銀の品位」が高いことです！
「銀の品位」とは銀の含有率の事です。
天保一分銀は銀の品位が９０％以上ありほとんど純銀に近いです。
安政一分銀でも銀の品位が９０％近くありこちらもなかなか品位が高い。
昨今の世界情勢を見るとインフレが進み金（ゴールド）や銀（シルバー）の相場がグングンと上がってきております。
今後もその傾向が続くでしょう。
なので天保一分銀や安政一分銀などをコツコツと集めていけば、それだけ銀の保有資産が増えていくことになるので将来的に良いと思います。
銀の価値が上がっていけば当然、一分銀の価値も上がっていきます。
それと同時に一分銀は昔発行された歴史的価値や骨董価値も相まって通常の銀地金よりも価値が上がっていくでしょう。
この手の銀銭を沢山保有していると、それだけでお金持になった気分にもなり豊かな気分にもなります(*^-^*)
だから一分銀の収集はなかなかオススメです！
お金に余裕のある人はもっと希少価値がある「明治一分銀」なども合わせて増やしていくと良いでしょう。
それほどお金に余裕がない人は、一旦一分銀は置いておいて・・・更に小さいタイプの銀銭「一朱銀」などもオススメです。
一分銀よりも一回り小さい一朱銀ですが、写真で見比べてみて下さい♪（左が一分銀で右が一朱銀です）
↓↓↓
一朱銀であれば一分銀の半分位の値段で買えます（１５００円～２５００円位）
また一朱銀も銀の含有率が９０％以上と純銀に近く品位が高い。
一分銀と一朱銀を一緒に集める事で手持ちの資産がどんどん増えていくような気持ちに・・・！（私の感覚ですが）
